古民家再生・大型木造住宅リフォーム工事/長野市松代伝統の大工魂中澤勝一建築

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部分断熱リノベーション工事ってどう工事をする?

部分断熱リノベーション工事をされるお客様は、
今実際に住んでいて、減築はしないで暖かく快適な住まいにされたい、
という方も多いのですが、

実家に定住する家族はなく、跡取りだけど自分は別に自宅がある。
先祖代々受け継がれ家族の思い出が詰まった実家を

お盆やお正月の家族が集まる場所として、
管理を兼ねて別荘的に使いたい
壊さないで部分的にリノベーションをしたい、

と希望されされる方も多いです。

けれど、どうやって部分的に改修するのかイメージができない、
実際にどんな工事をするの?と思われている方も多いのではないでしょうか。

ということで、部分断熱リノベーション工事をどうやっているのかご紹介します。

耐震や床断熱

工事の該当部分だけ構造だけのスケルトン状態にします。
このお住まいは古民家ですが、木造建築のお住まいの場合は、基礎の仕様によってなどで工事の仕方は変わりますが、流れとしてはだいだい同じです。

施工しないところは、きっちりと保護して工事個所を分けます。

整地して地震に強い基礎を作ります。(状況に応じて基礎工事の方法が変わります)

土台を敷設した後、床組みをします。
この画像では、同時に壁に補強の筋交いも施工されています。

床に断熱材を敷設します。
十分な厚さのネオマフォームを入れています。
これだけの厚みの断熱材を隙間がないように床に敷設すると、
床下からの冷気が上がってこないため、
これだけでもかなり暖かくなります。

ちなみに、補助金に対応する断熱工事には、規定の仕様以上の断熱材を入れる必要があります。

必要に応じて壁や天井に断熱材を入れていきます。

屋内の古くてもろくなっている壁などは、壁材としてそのまま利用し外からボードを貼って隠す方法を採用することもあります。

上の平面図は、部分断熱リノベーションの計画例です。

オレンジに塗られたところがリノベーションされるところです。
両側は既存の部屋があるため、両側には断熱材を入れる必要がなく、部屋と隣接していない部分のみ断熱材を入れるだけで済むので断熱材を節約できます。

また、独立したリビングやキッチンはLDKとし、リビングから離れたトイレや浴室をリビング近くに移動するなどで、生活動線の改善もできます。

これも部分断熱リノベーションのメリットです。

快適な住まいに生まれ変わります

部分断熱リノベーションで、建替えしたり、全面リノベーションしなくても
リビングやキッチン、トイレ、脱衣とお風呂、寝室など普段生活する空間が快適で現在のライフスタイルにあった空間に生まれ変わります。

これから先の暮らしが、自分好みの彩のある空間で暮らしになる、そう思うとワクワクしてきませんか?

まずは暖かく安心して暮らせる住まいに

面積の大きい床と熱の流入が大きい窓だけで壁を壊さない部分断熱リフォームの方法でも今よりはかなり暖かいお住まいに変わります。

まずは暖かく快適になって今より光熱費が下がればいいな、とお考えの方も対応可能です。
当社にご相談ください。

補助金活用で部分断熱リノベーション

断熱性を高めたエコな住宅リフォームを国も推奨しています。そのため、住宅性能を上げるためのリフォーム補助金が色々あります。
補助金の活用法もアドバイスさせていただきます。

【補助金】住宅省エネ2024キャンペーンが始まります! 

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