国土交通省・経済産業省・環境省の3省連携で行なわれた大好評の「住宅省エネ2023キャンペーン」
その継続事業が「住宅省エネ2024キャンペーン」として決まり、いよいよホームページが開設されました。
このキャンペーンでは3つの省庁からそれぞれ出ている補助金を連携することで、効率よく活用できるようになっています。
交付は2024年3月中下旬からとなっていますが、補助金対象は2023年11月2日以降に着工した工事です。
住宅省エネ2024キャンペーンとは
「住宅省エネ2024キャンペーン」は、2050年カーボンニュートラルの実現に向け、家庭部門の省エネを強力に推進するため、住宅の断熱性の向上や高効率給湯器の導入等の住宅省エネ化を支援する以下の４つ補助事業の総称です。
詳しくは、
住宅省エネ2024キャンペーンHP
をご確認ください。
４つの補助事業
【４つの補助事業】
①子育てエコホーム支援事業（国土交通省）
②先進的窓リノベ2024事業（環境省）
③給湯省エネ2024事業（経済産業省）
④賃貸集合給湯省エネ2024事業（経済産業省）
中澤勝一建築では①～③の事業が主になります。
①子育てエコホーム支援事業
【リフォームの場合】
・子育て世帯・若者夫婦世帯：上限30万円/戸
・その他の世帯: 上限20万円/戸
■長期優良リフォームを行う場合
・子育て世帯・若者夫婦世帯：上限45万円/戸
・その他の世帯：上限30万円/戸
※子育て世帯・若者夫婦世帯が既存住宅購入を伴う場合は、上限60万円/戸
※新築はまた別の条件となります。
②先進的窓リノベ2024事業
開口部（窓）の断熱改修（リフォーム）：200万円／戸
【対象工事】
・ガラス交換
・内窓設置
・外窓交換
・ドア交換
③給湯省エネ2024事業
高効率給湯器の導入支援とその普及拡大を目的とし、
「2030年度におけるエネルギー需給の見通し」の達成に寄与することを目的とする事業です。
以下①～③の補助額の合計が補助されます。
①基本額
●ヒートポンプ給湯機（エコキュート）：8万円／台
●電気ヒートポンプ・ガス瞬間式併用型給湯機（ハイブリッド給湯機）：10万円／台
●家庭用燃料電池（エネファーム）：18万円／台
※戸建住宅：いずれか2台まで
② 性能加算額
基本的な給湯器よりもさらに高い性能の給湯器を購入の場合、その性能に応じて補助金が加算されます。
加算要件
A要件
インターネットに接続可能な機種で、翌日の天気予報や日射量予報に連動することで、昼間の時間帯に沸き上げをシフトする機能を有するものであること。
B要件
補助要件下限の機種と比べて、5％以上CO2排出量が少ないものとして、a又はbに該当するものであること。
設置する給湯器の種類によって、加算額が変わります。
エコキュートを設置した場合
●A要件のみを満たす：２万円
●B要件のみを満たす：４万円
●A・Bどちらの要件も満たす：５万円
③ 撤去加算額
給湯器の設置に合わせて、撤去工事を行う必要がある場合は、その工事に応じて加算されます。
撤去費用まで助成させるのは嬉しいですね！
●蓄熱暖房機の撤去：10万円／台（2台まで）
●電気温水器の撤去：5万円／台（補助を受ける台数まで）
どの補助金が対象になる？
子育てエコホーム支援事業は、該当工事が多岐に渡ります。
断熱リフォームを”窓”の断熱も含めて工事をした場合、
子育てエコホーム支援事業
先進的窓リノベ事業
どちらの補助金の対象になるのでしょうか。
工事内容によっては補助事業によって補助金額が変わってくるため、条件の良い補助事業を組み合わせて申請することが可能です。
例えば、
窓工事は先進的窓リノベを活用
それ以外の該当工事は子育てエコホーム支援事業を活用
（先進的窓リノベ事業はリフォームのみ該当）
どちらの補助事業の方が有利になるかは弊社で算出しますのでご安心ください。
補助金は予算があります。早めの計画を
地球環境の変化や光熱費が高騰しており、国もリフォームの支援強化している昨今、既存住宅の断熱リフォームがとても注目されています。
そのため、断熱リフォームに関する補助金も人気が高く、2023年も交付期間の満了を待たずに予算の上限に達して終了してしまったものもあります。
今からリフォーム計画すれば、安心して補助金を活用することができ、
暑い夏は涼しく、冬も暖かく過ごしていただけます。
まずは、中澤勝一建築にお気軽にご相談ください。
