古民家再生・大型木造住宅リフォーム工事/長野市松代伝統の大工魂中澤勝一建築

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思い出の木を造作にて生まれ変わらせるお仕事をさせていただいています。

こんにちは!
いきなり寒くなりましたね。今日は気温が緩みましたが週末はまた寒くなるみたいねす。
皆さま、体調管理に気を付けてお過ごしください。

さて、古民家をリノベーションされた松代のA様より、テレビ台やダイニングテーブルの制作のご依頼をいただき大工が造作しました。

130年もの長い間、ご家族を見守ってきたカヤの木を製材したものを使用しました。
さすがにこの樹齢なので、”中が傷んでいて倒れてしまう”と植木屋さんに言われ、残念だけど・・・と伐採されたものです。

テレビ台の造作

2年目の大工、大塚と原田とで力を合わせて造りました!

お客様のアイデアで造作したテレビ台ですが、リビングに設置すると、お部屋の雰囲気に合っていてすごくステキですね。

ダイニングテーブル

お客さまと。

テーブルはテレビ台にも使った1枚板を2枚使います。
板にも表と裏があるんです。
表は、木の中心(芯)側の年輪が詰まっている方が裏側、木の外側、年輪の新しい方が表側。
なので、併せるときには表と裏が逆にならないようにしないといけないんです・・・というお話をされていました。

(へぇぇぇ)←心の声

テーブルはまだ完成していませんが、完成が楽しみです。
完成したら、また写真をUPさせていただきます。

まだ材木があるので、違うものの造作を依頼されています。
それも、また出来上がったらブログで発表させていただきますね。

 

自分のお家の庭にあった木を伐採してしまうだけでなく、生まれ変わらせてあげようというお気持ちがとてもステキだなと思いました。
形は変われど家主と長い時間を再び共にできるようになったカヤの木は、きっととても喜んでいるんじゃないでしょうか。

ありがとうございました。