古民家再生のおすすめポイント
古民家の魅力を最大限に引き出すリフォーム工事
古い天井板を外すと、そこに太くて黒いうねった梁が現れます。
現在では使われることのない木材が貴重だった時代の、自然のままの形をした梁をいかしながら、耐震強度も加えるために必要な梁も設置していきます。
昔の家ならではの高い天井や広い座敷など、空間を贅沢に残すことにより一見無駄と思われるスペースが癒しとなります。
古い家を壊して新しく建て替えるのではなく、そこで暮らす人にとって大切な物を残すことにより、家族が育んできた思い出とこれからも一緒に過ごしていくことができます。
背比べをしたしるしのある柱や曲がった梁など、思い出のある物は残し、古くて使いにくい水まわりを最新の設備に変えたり、断熱材を用いて古民家特有の寒さへの対策をすることにより、現代の暮らしにあわせた古い家と新しい家のいいとこ取りの住みやすい家が生まれます。
古民家再生の流れ
解体工事→現場確認→構造の補強・補修・美装→木工事→仕上げ工事
→竣工 の流れで進んでいきますが、作業を進めていくうちに木材の腐食を発見した場合は、金輪継をするなど、熟練の大工の技を使って対応していきます。
また古民家が建てられた時の図面はほぼ残っていないので、大工の知識と技で作業を進めていきます。