古民家をリノベーションされたお客様のご紹介-3
今日は購入した古民家を快適に暮らせるようにリノベーションされたお客様をご紹介します。
【購入した古民家を改修 H様】
H様は30代のご夫婦です。
もともと古民家の雰囲気がお好きで、広いお家で子どもを育てたいと古民家を探していたところ、
お知り合いの方から紹介された古民家を畑付きで購入されました。
約200坪の敷地には、広いお庭と母屋の他に、土蔵や倉庫もありました。
築100余年ですがの最近までお住まいになっていて、リフォームなどもされて大切に住まわれていた古民家ですが、
やはり寒いのと老朽化が進んでいたので、断熱や耐震などしっかり施し若いご夫婦がこれからも長く安心して暮らし続けるための
快適なお住まいにフルリノベーションしました。
広縁で繋がる3つの居室をつなげ天井や柱を現わしにした広いLDK。
玄関ホールの天井は越屋根の木組みが見え、奥には季節にあった調度品を飾れるようにし、訪問者のおもてなし空間となりました。
庭から続く新設した土間は物干しスペースにも。また引っ越す前から使っていた収納家具や食器棚、ゴミ箱の置き場を計画して造作し、
前からあったものを上手く使いながら今の生活スタイルに合った快適なお住まいになりました。
【H様のご感想】
とても心地よく、生活の慌ただしさを忘れて一息つける時間が安心します。
今まで使われていた方が大切にされてきたお住まいなので、その気持ちを繫げていけたらな・・・と、ふとした時に思います。
一番のお気に入りは、この家に住んでいた方から譲り受けた椅子に座ってリビングで庭を眺めながらお酒を飲んだり読書をする時間ですかね。
近所の人とかには、外観は昔と変わらないのに、中は新築みたいに変わっていてびっくりしたと言われます。
もともと既製品より手作りのものが好きなので、全てが新築なのとは何か違うんですよね。リノベーションされた我が家にすごく愛着が湧きます。
古民家をリノベーションしたきっかけは様々ですが、どの方も受け継がれたものに敬意を払いつつ、
自分たちが快適で愛着を持って大切に暮らしているのが伝わり、胸が熱くなります。
中澤勝一建築の古民家改修では、後の代にも受け継いでいかれるように、安全で快適に改良することが大事なことと考えます。
何より大切なのは今実際に暮らしている私たちの生活だからです。
今の生活スタイルに合うもの、今の技術の方がより快適性を実現できるものなどは取り入れ、
古民家の和の風合いを活かしつつ、快適に暮らせるようにご提案しています。
おしゃれさや趣向性だけ良いというのでは長く快適に住むことは難しいからです。
これは弊社の家づくりに対する姿勢であり、新築をご検討される方にもお伝えしていることです。
田舎や古民家が見直されている今、古民家の良さを活かしながら長く快適に住み続けられるようにリノベーションして、
古民家暮らしを楽しんでいただけたらと思います。