古民家で快適に暮らすポイント
魅力がたくさんある古民家ですが、やはり古い建物なので老朽化進んでいたり、
設備が古く使い勝手の悪いものだったりするので
購入してそのまま住むと後悔することになるかも?!
今日は快適で素敵な古民家暮らしをおくるために、古民家に住むときに
気をつけたいポイントをご紹介します。
【古民家のイメージって】
古民家と一言で言っても、昭和初期ぐらいのお家から築百数十年のお家もあります。
特に定義はありませんが、古民家の一般的なイメージはあるかもしれません。
それでも建てられた年代や場所によっても造りが違ったりするので、
写真などで自分がイメージする古民家を固めておくといいかもしれません。
【どれくらい費用がかかるの?】
長野周辺などでは畑・庭など土地付きで数百万円ぐらいで購入できます。
古い物件なので固定資産税もかなり軽減されます。そこに魅力を感じる方も多いと思います。
しかし、古民家は当たり前ですが古いので家そのものだけでなく配管も老朽化している可能性があります。
また、水回りなどの設備が使いにくい、耐震の心配があるなど、そのままの状態では快適に暮らすことは難しいと思います。
家と土地の費用プラスリフォーム費用がかかってくるので注意が必要です。
【冬寒いから断熱工事が必要です】
古民家や日本家屋の良いところは何といっても夏が快適に過ごせることです。
最近は猛暑なので、一概にはいえないですが屋根が高く風通しも良いので空気が冷んやりとして、
場所によっては冷房がいらないところもあります。
しかし冬はその逆でとても寒いのです。
古民家や日本家屋は気密性がない家が多く、壁や床下、天井からの隙間風が多いからです。
リフォームする場合は床下や壁、屋根裏に断熱材を敷くなどして断熱をすること、
サッシや建具を断熱性能の高いものにリフォームするのは四季を通じて快適に住まうためには必要になります。
【購入前に古民家を自分の目で確かめる】
古民家のリフォームやリノベーション工事は元々ある梁や柱を利用して、その古民家の風合いを残して現代の暮らしに
合うように再生します。今ではとても入手できないような材料が使われていて、資源の保護にもなりますし、
古民家の部屋全体を大きく使う間取りは大変魅力的です。
しかし古民家の風合いを残すためにそれに見合った資源を使用しリノベーション、
リフォームをするとなるとその材料費がかかり、工事費用が想定外に高くなります。
物件購入前に信頼のおける工務店などと一緒に現地調査をし、家そのものが大丈夫なのかを見てもらったり、
リフォームの希望を伝えて、見積りを出してもらうと安心です。新築もいきなり購入することはないのと同じです。
夏涼しく冬寒い信州での古民家暮らしには少し準備が必要です。
弊社は熟練の技を持つ自社大工が施工します。
わからないことはなんでもご質問ください。